2023/4/8（土）10:00～12:00 さまざまなスミレを観察

今年はすでに桜も散り果てているところが多いなか、スミレを中心とした春の植物観察会がはじまりました。自然体験塾棟のまわりだけでもヒメスミレ（小さめなスミレ）、アリアケスミレ（色の白っぽいスミレ）、ツボスミレ（地上部で葉が茎からでているスミレ）があり、スミレの仲間でもその多様で可憐な花の違いに驚きがありました。それぞれ特定の昆虫に花粉を運んでもらい受粉する目的があるため、違う形状になっているとの説明がありました。離れた場所に、ニオイタチツボスミレ、ナガバタチツボスミレ、タチツボスミレも観察でき、計6種類が確認できました。
さらに、新聞でも掲載されていたハチク（竹）の開花が見ごろで、120年に1度しか開花しないため、開花後の枯れた珍しい光景に立ち会うことができました。
これからも身近な植物をテーマに植物観察会を実施し、さまざまな花の年ごとの開花時期の違いなどもわかるとなおよいと感じました。

自然体験塾は、これからも新型コロナウィルス感染症対策を施しながら、大人も子どもも一緒に楽しめる講座を開催していきます。講座カレンダーをチェックして、ぜひご参加ください。