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2019/4/28(日)10:00~12:00 トンボ大発生! 森林環境教育事業マーク

日付 2019/4/28(日)10:00~12:00
講座名 春の昆虫おもしろ楽習
講師 岐阜聖徳学園大学教授
岐阜大学教育学部名誉教授
自然体験塾アドバイザー 
川上紳一

 ゴールデンウィークが始まった4月28日に、今シーズン2回目の昆虫おもしろ楽習を開催しました。天気もよく、多くの親子が参加してくれました。

 講師の川上紳一先生は、子どもたちが捕まえた昆虫や、自分が見つけた昆虫について、わかりやすく説明をしてくれます。「すごいね!」「よく見つけたね!」といった大きなリアクションを見せたりもします。そして、特に気になる昆虫は自分のカメラにおさめていきます。もし逃げ出したら、再び捕まえるのは子どもたちの役割です。そういった先生の反応が、子どもたちの興味やモチベーションをさらにアップしていきます。皆、フィールドじゅうを走り回ってチョウやトンボを追いかけました。「昆虫を捕まえること」そのものが楽しくて、それを得意げに川上先生に見せて満足しているようでした。

 

 この日は、タベサナエやダビドサナエ、カワトンボなどが多く見られました。気温がそれほど高くなかったのでトンボの動きが鈍く、ひとりひとりがたくさん捕獲し、観察することができました。サナエトンボの仲間は胸のところの黄色と黒の模様を見るのが、見分け方のひとつのポイントなのだそうです。
 そのほか、ヤマトシジミやベニシジミ、ヒメウラナミジャノメや、越冬したルリタテハなどのチョウもたくさん見ることができました。

ベニシジミ

そして、トンボやチョウだけでなく、あまり意識することのないような虫たちも、川上先生と一緒に観察することができました。その一部は、このウェブサイトの生き物図鑑に掲載しています。

川上教授の昆虫おもしろ楽習は、秋まで毎月開講していますので、講座カレンダーをチェックして、お日にちが合うようでしたら参加してみてくださいね。

※この講座では、特別に許可を得て昆虫を捕獲し、観察後は放しています。

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