日付 | 2018/9/22(土)夕方~23(日)朝 |
---|---|
講座名 | 特別講座 ほしぞらキャンプ |
講師 | 岐阜聖徳学園大学教授/岐阜大学教育学部名誉教授/自然体験塾アドバイザー 川上紳一 名古屋市科学館学芸員 小林修二 イニュニックヴィレッジ 飯尾裕光 キャトルコール 山藤暢明 |
今年も、ふだんは夜間閉園の各務野自然遺産の森で、特別講座「ほしぞらキャンプ」を開催しました。小学生からシニアまでの64名の参加者が、非日常な森の一夜を楽しみました。
星空のことや、宇宙からやってきた隕石のこと、隕石によってもたらされた水、その地球の水は30億年以上もほぼ一定量で、空や海や森や川や生き物たちの生態系とかかわりを持ちながら循環していることを学び、森の中で食べたり飲んだりすることで、それを意識することもできました。
当日は、秋の長雨の真っ只中でしたが、開催日の午後からはきれいに晴れて、ISS(国際宇宙ステーション)も火星もすばるもアンドロメダ星雲も、望遠鏡で観察することができました。また、今年発表になったばかりの長良隕石のお話や、水の惑星・地球や地球以外での水や生命の可能性についてのお話も聞きました。夜の昆虫観察では強力なライトに集まるガやカゲロウ、カメムシなどを見ることもできました。ハラビロカマキリから出てきたばかりのハリガネムシには、みんなビックリでした。
テント泊が初めてでも、テントの張り方をアウトドア専門店の店主から教えてもらえました。また、夕食は、古民家である自然体験塾棟に設置されているかまどを使って作ったカレーか、特製の豪華なお弁当です。そして、学びの森にあるKAKAMIGAHARA STANDから出張してきたほしぞらカフェでおしゃべりなどもして、月が明るく照らす秋の夜が更けていくまで楽しみました。
翌朝、芝生の上でのみんなで輪になって行ったラジオ体操は気持ちいいものでした。
※この講座は、一般社団法人かかみがはら暮らし委員会の協力を得て、企画・運営しました。