2018/12/9（日）10:00～11:30 花華Herbariuｍ

人気のハーバリウムが自然体験塾に登場しました。

ハーバリウム（Herbarium）とは、ラテン語のherba＝草（「ハーブ」の語源です）、と、arium＝集まる場所（水槽や水族館をさして使われるアクアリウムaquariumがよく知られていますね）で、「草の集まる場所」がもともとの意味です。植物を乾燥させた標本や植物標本庫を指していました。

現在「ハーバリウム」と言えば、ドライフラワーやプリザーブドフラワーなどをガラスのボトルに詰め、オイルに浸したものを指すことが一般的です。1年以上の長期間、その立体的な美しさを楽しめる花のインテリアとして多くの人に親しまれています。ちなみにプリザーブドフラワーとは、英語でpreserved flowers＝「保存された花」と書き、生花から水分と色を抜いて、専用の保存液と着色液で置き換え、乾燥させたものです。

この日は、「クリスマス」に向けて華やいだ雰囲気を演出するハーバリウムを作りました。木や草に囲まれた自然公園の中の古民家で行う「ハーバリウム」体験です。

講師のアトリエKeiさんが用意した、バラやアジサイなど身近な草花のプリザーブドフラワーの中から、参加者が自由に好きな花々を選びました。植物についての講師のお話も素敵です。本物の花の質感や、「鮮やか」「淡い」といった色彩などを表現するため、ドライフラワーではなく、プリザーブドフラワーにこだわっているのだそうです。

選んだ花を順番にガラス瓶に詰めていき、オイルを注いで、参加者それぞれの個性がわかる、とても綺麗な「ハーバリウム」ができあがりました。