日付 | 2019/9/8(日)9:00~11:00 |
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講座名 | 初秋の昆虫おもしろ楽習 |
講師 | 岐阜聖徳学園大学教授 岐阜大学名誉教授 自然体験塾アドバイザー 川上紳一 |
小学校の夏休みは終わりましたが、9月8日開催の「初秋の昆虫おもしろ楽習」には、虫捕り網と虫かごを手にした子どもたちがおおぜい集まり、森や水辺や草地の昆虫たちを探しました。
草地では、とても大きなエンマコオロギやヒガシキリギリス、トノサマバッタなどのバッタ類を多く見つけました。池のまわりを中心に、ミヤマアカネやウスバキトンボなどのトンボ類もたくさん飛んでいます。ギンヤンマも見ることができました。
また、木の枝に擬態しているムクツマキシャチホコというガを見ることができました。本当にそっくりで、少しくらい触っても、まるっきり枝のように動きません。どこに頭があるかわかりますか?
そのほか、チョウやガの幼虫、いわゆるイモムシもたくさん見かけました。
太さ2センチ、体長10センチはあるシモフリスズメというガの幼虫や、トゲトゲでまるでイラガの幼虫のような、ルリタテハという小さなチョウの幼虫も見つけることができました。一口にイモムシといっても、いろいろな大きさや形、色をしていることを学びました。
川上教授の昆虫おもしろ楽習は、11月まで毎月開講しています。今シーズンもあと少し。講座カレンダーをチェックして、ぜひご参加ください。ほかにも、大人も子どもも一緒に楽しめる講座がたくさんありますよ。
※この講座では、特別に許可を得て昆虫を捕獲し、観察後は放しています。