日付 | 2019/3/17(日)10:00~12:00 |
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講座名 | 魚の解剖と燻製づくり体験 |
講師 | アクア・トトぎふ |
魚のこと、燻製のことを世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふの学芸員さんから学ぶ「魚の解剖と燻製づくり体験」を開催しました。
まず初めに燻製づくりから学びます。普段の食事の中でも、ソーセージやベーコンなど燻製の食品は身近に食べられていますが、燻製の方法について初めて知ったという方が多くいました。
燻製づくりの方法には、熱燻・温燻・冷燻の種類があり、食材によってそれぞれ使い分けます。
今回は実際に段ボール箱を使用して、燻製にチャレンジしました。
用意した食材(ちくわ、チーズ)を網の上にならべ、箱の底に、火をつけたスモークウッドを置き、しばらく置いておきます。完成を楽しみにしつつ、燻製ができるまでの間に魚の解剖体験をしていきます。
今回用意した魚はニジマスです。
ハサミを使ってお腹を開いていきますが、内臓を傷つけないように慎重に作業していきます。今回はみなさん親子でのご参加でした。率先して作業をする子どもたちを、大人がサポートしながら進めていきます。
心臓、肝臓、胃など人間と同じ臓器のほか、魚にしかない鰓(エラ)、幽門垂、浮き袋などを観察しました。
うまくお腹を開くことができた参加者は、浮き袋にしっかり空気が入っている様子も観察することができました。
解剖が終わったころに、燻製の出来具合を確認しました。
短時間ではありましたが、しっかりと香りが移っていておいしくいただくことができました。
解剖が終わったあとのニジマスは、きれいに洗ったあと塩をふり、包んでおくだけで燻製のような風味付けができるシートに包んで、お持ち帰りいただきました。
※このレポートに掲載した写真の一部は、各務原市の市民カメラマンである大澤里美さん大澤里美さん の撮影によるものです。