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2019/3/16 桜や楠でアートなペン 森林環境教育事業マーク

日付 2019/3/16
講座名 木のボールペン・えんぴつ
講師 岐阜大学教育学部教授 河西栄二

木の彫刻家で、岐阜大学で美術を教える河西栄二教授を講師に迎えて、いろいろな木の小枝でマイ・ボールペンやマイ・色鉛筆をつくる講座を開催しました。

河西先生は、岐阜大学の学生といっしょに、サクラやケヤキ、クスノキといった有名な材料だけではなく、トチノキやカヤなど木材としてあまりなじみない種類の木も材料として持ってきてくれたので、その中から、マイ・ボールペンやマイ・色鉛筆にしたい小枝を選びました。木の肌もいろいろ違いがあることが、さわるとよくわかります。

いよいよ工作開始です。

最初に、万力で小枝を固定し、専用の工具をくるくる回して、ペン先になるように円錐形に削っていきました。

次に、芯を入れる縦の穴をドリルであけていきます。この作業が意外とむずかしくて、大変でした。
失敗すると、途中で横に飛び出してしまいます。でも、材料の小枝はたくさん用意していただいていたので、安心して取り組むことができました。

この穴の中に、赤や青、黒、緑の中から選んだボールペンの芯と、好きな色のクーピーペンシルを差し込みます。穴の深さを調整したり、外側の円錐形の部分をけずったりして、ペン先に出る部分を調整していきます。

工程はシンプルですが、実際に手を使って作るのはそんなに簡単ではありませんでした。
木のぬくもりを感じるマイ・ボールペンは、中の芯をとりかえることもできます。
学生さんともいっしょに作ったアートなペンと色鉛筆。「またやってみたい」という声も聞かれました。
大切に使ってくださいね。

森林環境教育事業マーク

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