日付 | 2019/7/7(日)10:00~11:30 |
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講座名 | 藍の生葉でシルクスカーフ |
講師 | 各務原市社会教育推進員 |
「草木染めをやってみたい」という要望から生まれた「藍(あい)の生葉でシルクスカーフ」講座。植物園のある各務原市内の内藤記念くすり博物館から藍の種をいただくことができ、春先から育てたタデアイの葉を使って、草木染め体験をしました。
葉をちぎって、網状の水切り袋に入れ、葉の形がなくなるまで水の中で揉み出すと、水がだんだん緑色の液体に変わりました。そこにシルクのスカーフを浸します。布は、染液に浸している間は緑色でしたが、空気にさらすと空中の酸素に反応して、さわやかな青色に変わっていきました。7月7日の七夕の日は、例年お天気がよくないことが多いのですが、この日は晴天。外で、しっかり広げ、色の変化を楽しむことができました。
「布を染液に浸す」「空気にさらす」を数回繰り返し、オキシドール(過酸化水素水H₂O₂)の水溶液につけると、さらにきれいな青色になりました。まるで魔法のようです。オキシドールには、発色と色止めの効果があります。とても短時間で染めることができ、参加者からは、「また草木染めでスカーフを染めたい」という声が聞かれました。
自然体験塾には、子どもだけでなく大人も楽しめる講座もたくさんあります。講座カレンダーをチェックして、お日にちが合うようでしたら参加してみてくださいね。
※この講座の開催にあたっては、内藤記念くすり博物館のご協力をいただきました。