2019/7/20（土）10:00～11:15 プロに植物アートを学ぶ

　7月20日（土）の自然体験塾では、植物の寄せ植えや装飾を得意とする各務原市内のお花屋さん「ふた葉」の古賀さんを先生に、素敵なこけ玉風の作品を作りました。年々、参加者の作業が易しくなるよう材料や作り方に工夫を加え、変化してきたワークショップです。

見本を使って作り方の説明を受けたのち、実際に作業を始めました。

　「タニワタリ」というシダ植物の根を、あらかじめヤシの実を粉砕してボール状にした吸水性のよい本体に入れます。本来はこのボール状の部分に「コケ」をまとわせるのですが、今回は、コケの代わりに吸水性・保水性の高い新素材のヒモを巻き付けました。「コケ」は水分と光の量とのバランスで呼吸をするため、こけ玉を作ったあとの管理が難しく、ダメにしてしまう例も多いのだそうです。そして、見栄えを良くするために、さらに、その上から飾りヒモをかけていきました。最後に、タニワタリと一緒に本体に差した一輪挿しにヒマワリを入れて完成です。水を入れるための透明な容器には、涼しい色あいの玉をいくつも入れて飾り台にしました。

この作品は、ヒマワリの時期が終わっても、好きな花を挿して長く楽しむこともできるそうです。
作るのも管理も簡単ということで、参加者のみなさんも喜んでいました。

　自然体験塾は、大人も子どもも一緒に楽しめる講座がたくさんあります。講座カレンダーをチェックして、お日にちが合うようでしたら参加してみてくださいね。